新卒から11年のキャラリアを積んだアナリストの仕事をしていると世界的に有名な経営者や投資家の方とお話する機会が多くあります。
驚くほどの成功を収めた人たちに「どのようにすればうまくいくのか」とその方法を尋ねると「目標を口に出していたら周囲の人が助けてくれた」と多くの人が言います。
私自身も「個別具体化した夢を語り続けること」で実現した目標がいくつかあります。
笑われるくらいの大きな夢を語りながら生きていきませんか?
夢・目標は語り続ければ必ず実現する
夢を定義・見える化する
夢を定義づける
まずは、漠然とした夢をしっかりと定義づけしましょう。
「自分は何がほしいのか」「自分は何をすれば幸せになれるのか」について、具体的に明確な言葉にします。
自分が何が欲しくて、何を手に入れたいのかが分かっていなければ、例え目の前に大きなチャンスが訪れても気付かないまま見逃してしまいます。
夢を現実可能な予定に変える
漠然とした夢をいつまでにどのように実現するのか、具体的な言葉に置き換えることで、夢を現実的な予定に変えましょう。
夢を言葉にすることにより、夢は行動目標として設定されます。
心に設定された「夢を叶えるための行動目標」は日々の小さな判断、無意識の意思決定に、様々な場面で影響することになります。すなわち、無意識に迷った時などにこの夢に近くような行動を取るようになるはずです。
100歳までにしたいこと100リスト
私は、「夢・目標を見える化」することをおすすめしています。
例えば、何歳までにいくらのお給料がほしいのか、いつまでにどの資格を取得するのかなど、自分の望みを全てリスト化しましょう。
私は、横軸に自分の年齢、縦軸にプライペート、仕事などカテゴリを分けて、100歳までに叶えたい夢や目標をエクセルで一覧表にしています。
このエクセルシートを私は「100歳までに実現したいこと100リスト」と呼んで手帳に入れて持ち歩いています。
この「叶えたい夢のリスト」を物理的に持ち歩くことで、チャンスが近くに訪れた時にはすぐに反応することができるようになります。
また、夢のチャンスがどこにありそうかについて常にアンテナを張ったり、予想することもできます。
いわば、スーパーに行く際の「お買い物リスト」のようなものです。スーパーに行って買うべきものを買い忘れてしまうことのないように、「叶える夢リスト」をいつも持っているようにしています。
また、この「100歳までにしたいこと100」リストを人から見える状態にしておくことも大切でしょう。
夢を個別具体的な言葉にして人に語り続けること
多くの人は、自分の夢を叶えたいと思うのと同じぐらいに、他人の夢を叶える手助けをしたいと思っています。
私は、「夢を語ること=チャンスの種をまくこと」だと考えています。
今すぐにタイミングが合わなくても、あなたの夢が叶うようなチャンスがあれば声をかけてもらえる機会が必ず増えていきます。
待っているだけではチャンスは訪れません。夢を語って、たくさんのチャンスの種を蒔き続けましょう。
このように、まず、夢の定義を行い、それを行動計画として自分に染み込ませるとともに、周りに語り続けることで、その夢に共感して実現の手助けをしてくれる人たちを自然に引き寄せていくはずです。
笑われるくらい大きな夢を語って、実現させていきましょう。