首都高速・大通り沿いのマンションの購入・賃貸を本気で検討して分かったメリットとデメリット

ここ数ヶ月、首都高速沿い・大通り沿いのマンションの購入・賃貸を本気で検討していました。私だけでなく、便利な都心部に居住したいというニーズは大きいと思います。

しかし全てはトレードオフの関係であります。

都心部・首都圏は、便利で楽しい毎日を過ごすことができますが、家賃や物件価格が高く、空気が綺麗とは言えません。

一方で郊外・田舎は、家賃や物件価格が安く、自然豊かで住環境は整っていますが、交通が不便だったり都会のようなファッショナブルな生活を送ることはできないでしょう。

そのため、「それぞれのメリット・デメリットを十分に理解した上で、個人個人が判断するしかない」という結論なのですが、そのメリット・デメリットをまずは十分に調べてみることにしました。

今回は、首都高速や大通りなど交通量が多い道路に面したマンションに住むメリット・デメリットについてお話ししていきます。





首都高速・大通り沿いのマンションに住むデメリット・悪い事

交通量の多い首都高速、幹線道路、大通り沿いのマンションというと、誰もが心配になるのが、騒音と排気ガスなどの空気の汚れですよね。

騒音については、バルコニー・ベランダが車通りの多い道に接している場合には、大きな問題となるようですが、近年は二重サッシなど防音ガラスが進化してきたこともあり、あまり気にならない建物が多いようです。

一方で、排ガスなどの空気の汚れ、洗濯物が外に干せない問題については、深刻な問題として真剣に考えるべき点であると思いました。

それでは、以下詳しく説明していきましょう。

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車やトラックの騒音問題

騒音の問題については建物の築年数にもよると思いますが、最近建築された構想タワーマンションなどでは十分に防音設備が整えられていることもあり、あまり気にならないことが多いようでした。

騒音は大丈夫だった人達の経験談

高速道路の真横に住んでいる友人の家に遊びにいきましたが、思ったより騒音はうるさくありませんでした。高速道路が高台にあり、住居が高速道路の下側にあったからかもしれません。窓を閉めていれば、全く気にならない程度でした。(30歳代女性)

騒音と振動が1日中続くという経験談もあります

以前、高速道路の隣の賃貸マンションに住んでいました。騒音と振動も24時間止まることがなく、排ガスと埃、ススで室内までとても汚れます。(40歳代男性)

排気ガス・空気が汚い問題

毎日、生活する住環境、空気の汚さはとても大切なポイントだと思います。

東京都内、都心部に住む以上、どこにも綺麗な空気なんて存在しないのかもしれません。でも、なるべく、できるだけ、綺麗な空間で生活したいですよね。

大通りにベランダが直接面した住宅では、洗濯物が真っ黒になるので、外には干せないという意見が多かったです。

一方で、首都高速道路と逆側にベランダがある場合については、大丈夫だったという意見と、やはりススだらけで洗濯物を干すことができなかったという意見に別れました。

ベランダや洗濯物が真っ黒になった人たちの経験談

交通量の多い一般道沿いに住んでいますが、やはり洗濯物を干すと汚れます。特にトラックなどが多い道路、加減速のある道路部分などは特に排気ガスの状態は悪くなります。(50歳代女性)

洗濯物が黒くなるということは、その空気を体内に取り入れ呼吸する自分の体まで黒くなるような気がします。(40歳代男性)

高速道路と反対側のベランダであれば大丈夫という意見

大道路沿い、電車の路線沿いのマンションに住んでいます。電車が通るととても揺れますし、うるさいです。洗濯ものは、大通りとは反対側にあるバルコニーに干しています。(40歳代女性)

首都高沿いのマンションに住んでいたことがありますが、私の部屋は真逆だったので音も空気も気になりませんでした。(30歳代女性)

最近の首都高速沿いのマンションであれば、二重サッシと防音構造がしっかりとしていれば、車の騒音はそれほど気にならないです。大変なのは「汚れ」です。窓を開けることなんて全体にできませんんし、当然に洗濯物を干すこともできません。絶対に開けられません。24時間換気口は1週間もすれば真っ黒です。(50歳代女性)

病気になった時に後悔してしまう心理的なリスクもあります

首都高速などの近くに住んだからといって、必ずしも病気になるわけではありません。

仮に、肺の病気になった場合でも、その居住空間が問題であると断定することはできないと思います。

でも、体調を崩したり、喘息になったりした場合に、住環境に原因を求めて後悔してしまうようなケースもあるようです。

首都高速側にベランダがあるタワマンに長年住んでいました。私は、おそらくそのことが原因で肺の病気になりました。排気ガスは怖いですよ。騒音は窓を閉めれば大丈夫ですが。現地で深呼吸して確認してみてください。(60歳代男性)

首都高沿のタワーマンションに住んでいた友人がいますが、赤ちゃんが喘息になって引越されました。病気になったり、何か健康に問題が生じた時は、やはり「高速道路沿いの住環境を変える」という選択をする人が多いです(30歳代女性)




検討した結果、購入賃貸しなかった人たちの経験談

内覧の時に営業マンに急かされて、契約をしたものの、後から首都高速沿いであることに気がついたというお話もありました。手付金の放棄で契約を解除することはできますが、もったいないですよね。

「急がないとすぐに売り切れてしまいますよ」

「人気物件なので他ですぐに決まりそうです」

なんて言われることも多いと思いますが、一生に一度の大きな買い物なので、慎重に判断したいところです。

私も高速道路に隣接する以外は理想的なマンションでしたが、結局は騒音・汚れ・揺れなどの問題から購入を辞めました。類似のタワマンの相場価格よりも安かったのですが、安い物件には相応の理由があると思いました(20歳代男性)

住んでみて後悔した人たちの経験談

住んでみて初めて気がつくことってありますよね。

ベランダ側が阪神高速に面したタワーマンションに住んでいました。とにかく排気ガスのような汚れがひどく、バルコニーは一切使用できませんでした。洗濯物は、玄関側で部屋干し、布団も玄関側に干しました。二度と高速道路沿いや大通り沿いの部屋には住まないと思います。(50最代女性)

首都高速から20メートルくらいの分譲マンションに住んだ経験があります。北側が高速道路、その逆側、南側がベランダという位置関係でした。10階だったので、高速道路を見下ろすような形です。賃貸だったので住んでいましたが、デメリットはあってもメリットはないかなぁといった意見です。(40代女性)




首都高速・大通り沿いのマンションに住むメリット・良い事

これまではデメリットについて説明してきましたが、ここからは首都高速などの交通量が多い道路沿いに住むメリットについてお話ししていきましょう。

主なメリットとしては、便利なこと、防音設備がしっかりとしていること、安全面・防犯面などが挙げられます。

わざわざ好き好んでこの立地を選ぶ人もいるようですね。

デメリットもあるが便利だから住み続ける人の体験談

何と言っても最大のメリットは便利な立地だと思います。職場や商業施設まで徒歩圏内の場合も多いですよね。

片側2車線の交通量が多い道路沿いに住んでいます。バルコニー床は排気ガスで黒くなってますが、洗濯布団は普通に干しています。騒音で引っ越ししたくもなるけど、便利だから我慢してしまいます。

安全・防犯面のメリット

安全・防犯面のメリットという点では、女性の一人暮らしにはうれしいことですよね。

大通り沿いは、道が明るいので帰宅が夜遅くなっても安心です。大通り沿いに住んでいて怖い目にあった事は一度もありませんでした。逆に大通りから一本入った奥まったような住宅地に住んだ時は驚くほど夜道が暗くて怖い思いもしました。私は大道路沿いのマンションが好きです。 (30歳代女性)

防音設備がしっかりしている

あえて阪神高速道路沿いのマンションを選びました。高速道路の車の流れが見たかったので、上の方の階にしました。防音設備がしっかりとしているので、隣や上下の生活音も聞こえませんし、逆に静かに過ごすことができますよ。

高速道路・大通りの反対側がバルコニーのお部屋を購入した経験談

私は、高速道路に面したマンションの反対側がバルコニーのお部屋を購入しました。防音壁のおかげでそれほど大きな音は聞こえません。幸いバルコニーが首都高速の反対側なので洗濯物も心配いりません。もしバルコニー側が高速道路側であれば購入しなかったと思います

この他にも、ツイッターなどを見ていると、首都高速を眺めながらビールを飲んでいる人、首都高速の真横のベランダでBBQをしている人など、首都高速沿いのバルコニーであっても楽しんでいる人はたくさんいらっしゃいます!

メリット、デメリット様々ありますね。しっかりと理解して後悔のない決断をしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。この件に関してご意見、また同様のお悩みを抱えている人がいれば、お気軽にコメントを残してください!お話ししてみたいです。よろしくお願いします。

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